トヨタ博物館様
2021春企画展「テールフィン・ラブ」
トヨタ博物館 春企画展 「テールフィン・ラブ」についてご紹介します。
本展では「テールフィン」を持つ1950年代のアメリカ車を中心に、テールフィンの歴史や、同時代のアメリカ文化・社会が紹介されています。
今回は、1950年当時のアメリカ文化をイメージした展示を目指しました。
当時流行したダイナーというレストランの床に、チェッカーパターンがよく使用されていました。
早速、今回の企画展のテーマである「テールフィン」の登場です。
自動車の後部を飾る、飛行機やロケットの尾翼のような意匠のテールフィン。
アメリカ車らしいアメリカ車の象徴的要素です。
また、このころのアメリカ車の特徴として、メッキがふんだんに使用されています。
ピカピカのメッキバンパーに、床のチェッカーパターンがハッキリ映し出されています。
テールフィンは、アメリカ車だけではありません。
ヨーロッパや日本にもテールフィンを持つクルマがあります。
1948年発売のキャデラックから世界中に流行が拡がりました。
そのテールフィンの詳しい歴史は、こちらで紹介されています。
ミニカーや、当時のカタログ写真なども多数展示されていますので、楽しんで学ぶことができます。
いかがでしたでしょうか。
困難の時代のあとに花開き、1950年代を走り抜けたテールフィン。
困難な今の時代だからこそ、当時の強く華やかなアメリカ車を観に、足を運んではいかがでしょうか。
本企画展は、2021年7月4日まで開催しています。ぜひご覧ください。